画面のコンボ表示、得点表示、BPM表示の事を情報表示と呼ぶ。
これらの位置やフォントを変える事が出来る。
以下の内容を、必要な行だけ譜面ファイルに加える。
座標は、X=0〜511、Y=0〜383 である。
//コンボ表示 &info1pos=X座標,Y座標 &info1font="フォント名",サイズ,スタイル値,$カラーコード,書式 //得点表示 &info2pos=X座標,Y座標 &info2font="フォント名",サイズ,スタイル値,$カラーコード,書式 //BPM表示 &info3pos=X座標,Y座標 &info3font="フォント名",サイズ,スタイル値,$カラーコード,書式
X=0、Y=0にすると、表示しないという意味になる。
スタイル値とは、文字の修飾の事である。
太字(1)、斜体(2)、下線(4)の合計の数を書く。使わないなら0。
カラーコードは、$RRGGBB形式の16進数で書く。
例えば黄色であれば色コードは FFFF00 なので、$FFFF00 となる。
10進数で書いてもよい。
フォント名などの記述には、付属ツールFONTLISTが便利である。
フォント名や色などを全て決めたら、
「"フォント名",サイズ,スタイル値,$カラーコード」のボタンを押してコピーすればそのまま使う事が出来る。
書式とは、表示する文章の事である。
以下の特殊な記述を使って指定する。
[5]数を5桁で表示する。5は好きな数字でも良い。
プロポーショナルなフォントでは表示が崩れる \ (半角円)改行する。 | (半角縦線)フルコンボの時のみ、ここから右も表示する。 |* (半角縦線・アスタリスク)フルコンボ時、ここから右だけを表示する。
例えば、コンボ表示について書式を以下のようにした場合、コンボが増えるごとに、
[4] COMBO!|\FULL COMBOと表示されていく。
100 COMBO!
フルコンボの時は、「|」の右側も表示し、かつ改行「\」もあるので、と表示される。
2000 COMBO! FULL COMBO
数を表示する際、例えば4桁の表示にして、その数が12である場合、「 12」のように足りない部分がスペースで補われる。
この補う文字をインデント文字と呼び、自分で指定する事も可能である。
譜面ファイルに以下の記述をすること。
&idtstr="文字" 例: &idtstr="0" インデント文字を半角の「0」にする。 文字表示は「0012」のようになる。
【注意】
CarmVTRでは使用出来ないフォントがあり、それを使用した場合、再生する際にCarmVTRが異常終了する。その場合は他のフォントを使う事。
「回右」ノートなどで画面全体が回転する場合、情報表示もそれに合わせて回転する事になる。
それを防ぎたい場合は、以下を記述する。
この設定をすると、画面が回転しても情報表示は回転しないようになる。
&infofront=1
ただし、フォントの指定をしていない(デフォルトのデジタル文字を使用している)場合、別のフォント(MSゴシック)に変更される。
あらかじめフォントを変更しておくことが望ましい。
※情報表示編集ツールは現在サポート外
以上のフォントの選択や位置決定を補助するために、情報表示編集ツールが備わっている。
まずコンボ表示、得点表示、BPM表示のそれぞれについて、
「標準を使用」「表示しない」「指定したフォント」を選び、必要であればフォントを選び、座標を書き入れる。
[再描画]ボタンを押すと、画面に反映される。
指定の位置に標準の表示をしたい場合は、[標準表示テスト]を押す。
完成したら[完成]ボタンを押す。
譜面ファイル用の記述がクリップボードにコピーされるので、譜面ファイルに自力で貼り付ける事。