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指定した文字列をマクロという変数に格納して、記述を簡略化することが出来る。
他に、乱数を使うことも出来る。

マクロ
指定した文字列をマクロという変数に格納して、記述を簡略化することが出来る。
他に、乱数を使うことも出来る。
記述:
$マクロ名=(文字列)

例:
$a=zsxdcfv
これを設定項に記述する。
1文字目が「&」ではない事に注意。

マクロ名は、1文字目が「$」であれば何でも良く、何文字でも良い。

この例では、「$a」というマクロに「zsxdcfv」という文字列を定義した。
以後、譜面データ(&seqより後)において、
「$a」と書けば、その部分は「zsxdcfv」に置換される。


注意:
マクロの置換は単純に譜面データの1行を置換するので、
マクロに「,」が含まれている場合、その行の拍数が変わる。
$a=z,z,z,z,

&seq=

$a x,x,x,x,
この例では、マクロ「$a」の内容は「z,z,z,z,」である。

譜面データの「$a x,x,x,x,」のマクロが置換されると、
「z,z,z,z, x,x,x,x,」となり、この小節は8拍になってしまう。



マクロは定義した順に置換されていく。
マクロの中にマクロを含めたい場合は、親となるマクロから順に定義すればよい。

$oya=$ko1 $ko2
$ko1=zxc
$ko2=123

この順番で定義すれば、$oyaの内容は「zxc 123」となる。
乱数
乱数を利用し、再生するごとに違う結果を出すことが出来る。
この記述は&seqの前にも後にも書ける。
記述:
[RND/最小値,最大値]

指定した範囲の乱数に置換する。

[RND/1,5]
とすると、実行時にその部分が
3
に置換されてから実行される。

[RND/1.0,5.5]
実数を書く事で、乱数も実数になる。

例:
&maxscore=[RND/100000,200000]

この行は実行時に100000~200000の範囲の乱数に置換され、

&maxscore=123456

このようになってから実行される。
円周座標計算
中心点、半径、角度を書くと「指定した中心点、半径を持つ円周上の角度の位置の座標」を計算して置換することが出来る。(自分で計算しなくて済む以上の意味はない)
この記述は&seqの前にも後にも書ける。
記述:
[ARC/中心点X,中心点Y,半径X,半径Y,角度]

中心点X,Y、半径X,Yである円周上の角度の地点の座標を「x,y」の形で計算して置換する。

&def=z,[ARC/300,200,100,100,45],1,note.bmp

この例では、計算結果が370,270であるので、

&def=z,370,270,1,note.bmp

このように置換されてから実行される。