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竜巻モードでは色々な要素を変更できる。

ロングノートの色の変更
ショートオブジェクト・ロングオブジェクトがロングノートになった時の色を変更することが出来る。
どちらも、CarmVTRメニューの「ロングノートの色」の設定は反映されない。

設定項として以下を記述する。
&svcolor1=(ショートオブジェクトのロングノートの色)
&svcolor2=(ロングオブジェクトのロングノートの色)

例:
&svcolor1=FFFF00
ショートオブジェクト・ロングノートの色を黄色($FFFF00)に変更する
色の指定は「RRGGBB」形式の6文字である。
画面が傾く最大角度の変更
CarmVTRメニューの「竜巻モードでビームの状態に合わせて画面を傾ける」にチェックを入れると、ビームが初期位置(青なら左端)から離れる距離に合わせて画面が傾く。
この時、最大で何度傾くかを設定できる。初期値は20(度)。

設定項として以下を記述する。
&slopemax=(角度)

例:
&slopemax=30
傾く最大角度を30度にする。
画面が傾く速度の変更
画面が傾く時の速度を変更出来る。
初期値は10であり、数が大きいほど速い。
ビームが左右に高速で往復して傾きが間に合っていない場合などに大きくする。

設定項として以下を記述する。
&slopespd=(速度)

例:
&slopespd=30
傾く速度を30にする。
ノート画像の変更
ショートオブジェクト、ロングオブジェクトのノート画像を、自分で用意した画像に変更することが出来る。
(ロングオブジェクトをロングノートにした場合はノートはそもそも表示されない)

使う画像についての仕様は以下。
・フルカラーのbmpファイル(サイズは自由)
・画像の中心にノートの絵があること
・真っ黒(R=0 G=0 B=0)である部分は透過される

なお、標準で使われるノート画像の大きさは、ショートが70x10、ロングが100x20である。

用意した画像ファイルを譜面ファイルと同じ場所に置き、設定項として以下を記述する。
&noteimg=35,(ショート用画像のファイル名)
&noteimg=36,(ロング用画像のファイル名)

例:
&noteimg=35,super.bmp
ショートオブジェクトの画像を「super.bmp」に変更する
新たな色のビームの使用
青赤のビームに加えて、さらに別の色のビームを使う事が出来る。
設定項に以下を記述する。
&addbeam=1
緑のビームを使えるようにする

&addbeam=2
緑と黄のビームを使えるようにする

それぞれのノート文字は、
青が「1 2 3 4 5」であるのに対して、
緑は「Q W E R T」、黄は「Y U I O P」である。
ビームの色の変更
それぞれのビームの色を変更することが出来る。

設定項として以下を記述する。
&beamcolor=(青ビームの色),(青ビームの不透明度),(赤ビームの色),(赤ビームの不透明度)
,(緑ビームの色),(緑ビームの不透明度),(黄ビームの色),(黄ビームの不透明度)

色の指定は「RRGGBB」形式の6文字である。
不透明度とはどれだけ透明かという数で、単位は「%」。
1~100の数で指定し、1の時ほぼ透明、100の時に完全な色になる。

8つの項目があるが、変更する部分だけ書けばよい。

例:
&beamcolor=00FFFF,86,FF00FF,62

青ビームの色を$00FFFF(水色)、不透明度86%
赤ビームの色を$FF00FF(ピンク)、不透明度62%に設定する。

&beamcolor=,,,,FFFF00,50

青、赤の色は変えずに、緑ビームの色を$FFFF00、不透明度50%に設定する。
画面が揺れる大きさの変更
画面が揺れる時の大きさを変更出来る。
初期値は30であり、数が大きいほど大きく揺れる。

設定項として以下を記述する。
&shakeval=(大きさ)
自動コンボ増加の設定
竜巻モードではビーム、ロングノートを押している間、自動的にコンボ数が増えるが、その増え方を設定する。
増加数は、1秒間にいくつ増えるかという数であり、デフォルトは10である。
譜面全体で自動コンボによる増加数が4000を超えないようにする事。
0にすると自動増加を無効にする。
設定項に以下を記述する。
&autocmb=(増加数)
自動傾きの無効化
「竜巻モードでビームの状態に合わせて画面を傾ける」にチェックを入れていると自動的に画面が傾くが、その自動的な傾きを一時的に無効にする。
0の時無効にし、1の時再び有効にする。
命令行として以下を記述する。
SLOPE/(0か1)

拍データに書く時は大カッコで囲い、

[SLOPE/0]z,x,c,v,

のように記述する。
ビーム記述の拡張
ビームの記述はノート文字の他に、以下のように書くことが出来る。
ノート文字のように拍データに記述する。
[B/色番号,位置]
色番号とは、1=青 2=赤 3=緑 4=黄 である。 あらかじめ&addbeamで設定しておくこと。 位置は、ビームの位置を数で指定する。 画面中央が0であり、正数は右、負数は左を表す。 ノート文字で記述した場合と比べると以下のようになる。
ノート文字の場合
 1  2 3 4 5
位置で指定する場合
-2 -1 0 1 2
位置には小数が使える。 -2より小さい数や、+2より大きい数を使うと、レーンからはみ出る事になる。 平行移動する場合は通常と同様に「_」で繋げる。
[B/1,-1_2]
青のビームを(-1)から(2)まで真右に移動

[B/2,3.5_-2.1]
赤のビームを(+3.5)から(-2.1)まで真左に移動
ビームを中断させる場合は通常「.」を使うが、 B/の記述ではこれは小数点として使われるので、かわりに「@」を使う。
[B/1,1.2@]
青のビームを(1.2)に置き、ここで中断させる。
左直角と右直角は、通常と同じく「<」「>」である。
[B/1,2<]
青のビームを(+2)に置き、そこから左直角させて中断する。
サインカーブを描くようにビームを配置することが出来る。 この機能を使う場合、以下のように記述する。
[B/色番号,位置,揺れ幅,時間]

揺れ幅とは、左右にどれくらい膨らむ軌道にするかである。
正数なら右、負数なら左にカーブする。
上の画面写真は揺れ幅が「2」の時の軌道である。

時間とは、このカーブしたビームが何小節の長さであるかを書く。
1の時1小節かかり、0.5ならその半分になる。
上の画面写真は時間が「1」であり、ちょうど1小節にカーブが収まっている。

位置には、「_」で区切って2つの数を書くことも出来る。

[B/2,-2_2,3,1]

この例では、左端(-2)から右端(+2)まで移動しつつ、揺れ幅+3のカーブをする。