概要
命令行:時間の設定(開始時間)
命令行:時間の設定(小節時間)
データ行
ここまでのまとめ
命令行一覧
未整理の機能
ノート文字一覧
寺モード 丸モード 足モード 打モード 指モード 鼓モード 全部モード
弦モード 反射モード 竜巻モード(竜巻モードのカスタマイズ) 愛モード 流モード 光モード
特殊なノート(ロングノート等)
譜面データとは、譜面ファイルの最後に記述し、譜面の内容を表す最も重要な部分である。
例は以下のようになる。
&seq= 譜面データの最初にはこの行が必要 B/2.5 [命令行] 現在の時間を2.5秒の地点に設定 #BPM/160 [命令行] 1小節の時間をBPM160相当に設定 z,z,z,z, [データ行] xc,xc,xc,xc, v,v,v,v,v,v,v,v, 終,
譜面データは1行に何かを書き、改行することを基本とし、それを必要なだけ書いていく。
書いた順に実行される。
空行や、正しく解釈出来なかった行は無視される。
書く内容は命令行とデータ行に大別される。
命令行にて、時間の変更など、様々な設定を行い、
データ行にて、実際にノートの内容を記述していく。
設定において最も重要なのが、時間の設定である。
通常の使い方において、伴奏となる音声ファイル(wav/mp3ファイル)を流しながらノートを表示させるが、ノートを正しく表示させるためには、・ノートの表示を開始する位置(1小節目の始まりの時間)(開始時間)の2つの時間が必要になる。
・1小節の長さ(小節時間)
1小節の長さについては、正しいBPMが分かっていればそれを指定すれば良いが、開始時間は手動で調べる必要がある。
ここでは2種類のツールを使った方法を紹介する。
mp3DirectCutを使った方法
[LINK→] ダウンロード
(Version and Download→Download mp3DirectCutの下のmpex.net…と並んでる所のどれかをクリックするとダウンロード。インストールして起動後言語を選ぶように言われるのでLanguageをJapaneseに)
(推奨設定
・[設定]-[詳細設定]-[操作]-[マウス選択方法]で上側をチェック
・[設定]-[ミリ秒の表示]にチェック)
CTRL+A で「全て選択」する。
[開始位置]の点で音が鳴るとするならば、
[開始位置まで再生]ボタンの再生では音はせず、
[開始位置から再生]ボタンの再生では音がするはずである。
そこで、予測される地点よりもやや右に開始位置を作る。
[1][2]キーで少しずつ開始位置を左に戻しながら、ギリギリ[開始位置まで再生]で音が聞こえなくなる点を探していく。
位置が確定できたら、下の[選択部]の左側の数字が、求める秒数である。
Audacityを使った方法
[LINK→] ダウンロード
調べるファイルを開き、右上の拡大ボタンを7~8回押し、波形がよく見えるようにする。
音が鳴り始めているっぽい部分をクリックして選択する。
左上の再生ボタンを押して確かめる。
左下のCursorと書いてある所の秒数が、求める時間である。
この例では「1.038806秒」
開始時間が測定出来たら、それを譜面データに以下の書式で記述する。
書式 B/(時間(秒)) 例 B/1.038806
小節時間とは、1小節が何秒あるかという数である。
正しいBPMが分かっていれば、それをそのまま記述すればよい。
1小節が4拍(4分音符×4)の場合はこれで良いが、そうでない場合は、さらに4分音符がいくつあるかという数を書き加える。
譜面データに以下の書式で記述する。
書式 4拍の場合 #BPM/(BPMの値) 4拍でない場合 #BPM/(BPMの値)/(4分音符の数) 例 BPM160であり、1小節が4拍の場合 #BPM/160 BPM400であり、1小節が3拍の場合 #BPM/400/3 いずれも小数が使える #BPM/120.5/3.5
正しいBPMが分からない場合や、BPMを信じてみたもののズレが酷い(そのBPMは間違っている)場合は、前に挙げた方法で自力で1小節の時間を計測し、BPMではなく秒で指定する。
計測する場合は、なるべく長い範囲を測ること。
書式 #(1小節の長さ(秒)) 例(BPM180相当の場合) #1.333333332
(2小節の長さを測って2で割るよりも、60小節の長さを測って60で割るほうが遥かに信頼出来るため)
以下のような記述も出来る。
#2 z,z,z,z, #*1.5 x,x,x,x, 「#*n」は、その時点での小節時間をn倍するという意味である。 ここでは小節時間「2」を「1.5」倍しているので、「3」に変更している。
データ行では、実際にノートを並べていく。
先に挙げたこの例は、実際では
z,z,z,z, xc,xc,xc,xc, v,v,v,v,v,v,v,v,
このようになる。
全てのノートの種類には、対応する「ノート文字」が決められており、
この寺モードでは、このように定義されている。
スクラッチ 1キー 2キー 3キー 4キーー 5キー 6キー 7キー a z s x d c f v
このノート文字を書き連ねていくのが基本となる。
データ行では、1行に、1小節ぶんのデータを書く。
この1行が、1小節ぶんのデータとなる。
z,z,z,z,
小節は好きな数で等分することが出来、半角カンマ「,」の数によってそれを示す。
1小節を4等分する場合 ●,●,●,●, カンマが4つなので4等分である。最後のカンマの右には何も書かない。 ●の部分にノート文字を書く。その部分に無ければ何も書かない。 ●の部分のことを1拍と呼ぶ。 同じタイミングで複数のノートが来る時は、それらを全て書く。 1小節にノートが全くない場合は、その行に「,」とだけ書く。
この例では、この小節は4分割であり、1拍は4分音符1つの長さになる。
z,z,z,z,
ノート文字「z」で示される「1キー」が4つ連続で出てくることになる。
1拍を、さらに分割することも出来る。
このようなリズムを再現するには、最小単位となる16分音符を1拍とし、と書いてもよいが、
z,,,,z,,,,z,,,,c,c,c,c,
半角パイプ「|」(SHIFT+Backspaceキーの左)で区切ることで、1拍をさらに等分することも出来る。
パイプが3つなので4分割となる。
z,z,z,c|c|c|c,
以上を踏まえて、先の例を振り返る。
&seq= 譜面データの最初にはこの行が必要 B/2.5 [命令行] 現在の時間を2.5秒の地点に設定 #BPM/160 [命令行] 1小節の時間をBPM160相当に設定 z,z,z,z, [データ行] xc,xc,xc,xc, v,v,v,v,v,v,v,v, 終, 「終」はここで終わるという意味のノート
まず「&seq=」の行を書く事でここから譜面データが始まることを示し、
「B/〜」と「#BPM/〜」で時間を設定し、
以後データ行を書き連ねていき、
全て終わったら「終,」という行を書いて終わりの地点を示す。
以上で譜面データは完成である。
縦に並んでいる文字は、その中のどれを使っても同じという意味である。
(carmbeatとの互換のために複数用意している)
寺モード 丸モード 足モード 打モード 指モード 鼓モード 全部モード
弦モード 反射モード 竜巻モード(竜巻モードのカスタマイズ) 愛モード 流モード 光モード
特殊なノート(ロングノート等)
&mode=1 寺モード
7キー スクラッチ z s x d c f v
q w e r t y u a
g
i
&mode=2 丸モード
9キー z s x d c f v g b
&mode=3 足モード
左上 ←↓↑→ 右上 7 4 2 8 69
&mode=4 打モード
ハイハット スネア バス ハイタム ロータム シンバル a
h s
j x
m d
k f
l g
;(セミコロン)
&mode=7 打モードXG
左シンバル ハイハット 左バス スネア ハイタム 右バス ロータム フロアタム 右シンバル a s x d f v g h j
&mode=5 指モード
1 2 3 4 q w e r a s d f z x c v
パネル(マーカー)画像読み込みと変更
パネル(マーカー)の画像を、自分で用意した画像にする事が出来る。
画像は 80x80 のbmp/jpgで用意し(画像の大きさに制限はない)、以下を設定項に記述する。
R=0 G=0 B=0 である部分は透過される。
&panelfile=(パネルファイル名)
パネルの画像を複数用意して、任意に切り替えていくことも出来る。
上記のかわりに以下を必要なだけ記述する。
このように、必要なだけパネルファイル名を書いていく。
&panelfiles=(パネルファイル名1) &panelfiles=(パネルファイル名2) &panelfiles=(パネルファイル名3) : :
書いた順に、「1番パネル」「2番パネル」…と番号がつく。
譜面データ(&seq=)において、
という行を書くと、そのタイミングでパネル画像が切り替わる。この例では2番パネルに切り替わる。
P/2
また、拍データに書く事も出来る。半角カッコでパネルの番号を囲い、あたかもノートのように記述する。
この例では、cと同じタイミングで2番パネルに切り替える。
z,x,(2)c,v,
1拍でパネル変更を2回行う事は出来ない。
例:
&panelfiles=star.bmp &panelfiles=moon.bmp &panelfiles=sun.bmp 「star.bmp」を1番パネル、 「moon.bmp」を2番パネル、 「sun.bmp」を3番パネルとして登録した。 &seq 項にて、 P/3 と書くと、この部分から3番パネルに切り替わる。
連想文字列を用いたパネル指定
多くの読み込みパネルを扱う際に数字による指定が煩雑であれば、数ではなく文字でパネルの指定をする事が出来る。
そのパネルを示す文字の事を連想文字列と呼ぶ。
パネルのファイル名を指定する際、半角カンマで区切って連想文字列を書いておく。
&panelfiles=(パネルファイル名1),(連想文字列1) &panelfiles=(パネルファイル名2),(連想文字列2) &panelfiles=(パネルファイル名3),(連想文字列3) : :
連想文字列は、文字であれば何でも良い。ただし指定する際には完全一致である必要があるので、同じ連想文字列を複数のパネルに指定したり、余計なスペースが含まれないように注意する。
連想文字列を指定しなかったパネルは、従来通り番号が設定されている。
実際にパネルの変更をする時は、数字の代わりに連想文字列を書けばよい。
例:
&panelfiles=star.bmp,星 &panelfiles=moon.bmp,月 &panelfiles=sun.bmp,太陽 「star.bmp」を連想文字列「星」、 「moon.bmp」を連想文字列「月」、 「sun.bmp」を連想文字列「太陽」として登録した。 &seq 項にて、 P/太陽 と書くと、この部分からsun.bmpに切り替わる。 z,x,(太陽)c,v, と書くと、cの部分からsun.bmpに切り替わる。
カスタムモードでもこれらの機能を使う事が出来る(ver1.42)
&panelfilesなどのパネル画像ファイルの指定を1回でも行うと、ノートの進行方向が「拡大」であるノート全てについて、ノートの画像は指定されたパネル画像が使われ、ノートの定義で指定された画像は使われなくなる。
最初の拡大するノートの前に、まずパネル画像の変更を行うこと。
以下のように記述する事も出来る。 書くファイルが多くなった時煩雑になるので廃止されたが、互換のため機能は残っている。 &panelfileset=(パネルファイル名1),(パネルファイル名2),(パネルファイル名3)…
&mode=6 鼓モード
ドン カツ 大ドン 大カツ 1 2 3 4
&mode=9 全部モード
寺モード 左から q w e r t y u i=左皿 o=右皿丸モード 左から z s x d c f v g b足モード 4=← 2=↓ 8=↑ 6=→ 7=左上 9=右上打モード 左から h j m k l ;(セミコロン)指モード ここだけ全角文字
1 2 3 4 q w e r a s d f z x c v 鼓モード ここだけ半角大文字
Z=ドン X=カツ C=大ドン V=大カツ
&mode=11 弦モード
赤 緑 青 OPEN z x c a
&mode=12 弦モードXG
赤 緑 青 黄 桃 OPEN z x c v b a
&mode=14 竜巻モード
ショートオブジェクトとロングオブジェクト(短)は、通常のノートの扱いと同じである。
ショートオブジェクト ロングオブジェクト 青ビーム 赤ビーム 振動 回転 透明 z x c v a s 左から 1 2 3 4 5 左から 6 7 8 9 0 揺左 揺右 回左 回右 q
長押しするノートにする場合は、ロングノートとして使用する。
ショートオブジェクト/ロングオブジェクト それぞれロングノートにすることが可能。
例えば、ショートオブジェクト「z」をロングノートにする場合は、「z!」で開始し、「z」で終了する。
ビームは、特殊な扱いになっている。
青、赤それぞれ5つの横座標を持ち、一番左端が「1」(赤の場合は6)、右端が「5」、中央が「3」となる。
これらをノートとして置くだけでは何も表示されないが、
このビームのノートを2つ置くと、それらを直線状のビームで結ぶ。
この場合の記述 1,,,, 5,,,,
自動的にビームは次々と結ばれていくので、一旦切りたい場合は、ノートの直後に「.」(半角ピリオド)を書く。
「1.」ならば、「1の位置にビームを設置するが、ここから次のビームに結ばない」という意味になる。
この場合の記述: 1,5,2,4, 1,,,,
この場合の記述: 1,5,2.,4, 1,,,,
真横に伸びるビームを表現するには、2つの方法がある。
(1)ノート文字の直後に「<」か「>」をつける
「5<」であれば、5の位置までビームを結び、そこから左へ直角に曲がり、中断する。
なお、「5<」「1>」以外の記述をすると不自然になる。
この場合の記述: 1,,,, 5<,,,,
(2)同じ拍にノート文字を2つ並べて「_」(アンダーバー)で繋ぐ
「1_5」であれば、1(左端)から5(右端)まで真横に伸びる。
「4_2」であれば、4から2への意味になる。
(1)の方法と違い、中断しない。
中断したい場合、たとえば真横に伸びて、さらにそこで中断する場合は最後に「.」をつけて「1_5.」とする。
この場合の記述: 1,,,, 1_5,,,, 5,,,
この場合の記述: 1,,,, 1_5,,,, 5_2,,,, 5,,,
青ビームと赤ビームの結び方は別々に解釈される。
混ぜて書いても問題ない。
この場合の記述: 10,,,, 56,,,, 青は1から5へ、赤は0から6へ
ビームは青赤それぞれ同時に20本まで表示されるが、直角ビームは1つで3本ぶん消費するなど、見た目以上に消費される場合がある。
ビームが途中から表示されて気になる場合は、表示数を増やすこともできる。
以下の設定項を書くこと。
&beamshow=30 これで、1画面に30本まで表示されるようになる
画面を左右に揺らす演出が出来る。
ノート文字として「揺左」「揺右」を書く。
1,,,, 5<揺左,,,, ビームが左に直角に曲がったと同時に画面を左に揺らす
画面を1回転させる演出が出来る。
ノート文字として「回左」「回右」を書く。
回転に要する時間はちょうど1小節である。
この時間は「ROLLTIME/n」行で変更することが出来る。nは「回転に要する時間は1小節の時間の何倍か」である。
1,,,, 5<回右,,,, ビームが左に直角に曲がったと同時に画面を右回りに1回転する ROLLTIME/2 1,,,, 5<回右,,,, 1回転に要する時間を2小節にする。
その他、色々なカスタマイズが出来る。
→竜巻モードのカスタマイズ
&mode=15 愛モード
9枠 1 2 3 4 5 6 7 8 9 z s x d c f v g b
1とzは同じ意味である。どちらを使ってもよい。
同じ時間に複数のノートがある場合、自動的に同時押し用のノートに変更される。
&mode=16 流モード
使用するノート文字は以下である。
同時に複数のノートがある時、通常ノートは自動的に黄色のノートに変わる。
通常ノート
w e r s f x c v スラッシュノート
W E R S F X C V リップルノート
q t a d g z b
スライドノート(ストリーム)は特別な記述となる。
このように画面を9分割し、スライドが「どこ」から「どこ」まで通るかを記述する。
これはノート文字と同じように書く。
記述: [S/(開始位置),(終了位置),(長さ)] 長さとは、1つのスライドが1小節の何倍の時間をかけて動くかを 小節単位で記述する。 1ならぱ1小節の長さと同じであり、0.5なら1小節の半分かかる。 例: [S/1,3,0.5]w,,,, ノート「w」と同時に、左下から右下へ通るスライドを発生させる。 スライドの長さは0.5小節ぶん。
スライドの長さは、STRTIME行で指定する事も出来る。
長さの記述を省略した場合、こちらの指定が使われる。
記述(行命令): STRTIME/(時間) 例: STRTIME/0.5 [S/1,9],,,, スライドの長さを0.5小節にしてから、 スライドを始める。長さの記述は省略する。
スライドの最初の1つは紫の三角が縮小表示され、それ以外は水色の三角が並ぶ。
これを、あえて最初の1つも水色の三角にする事も出来る。
記述: [S@/(開始位置),(終了位置),(長さ)] 「S/」のかわりに「S@/」と書くことで全てが水色の三角になる。 スライドが終わる時に次のスライドをこれで繋げることで、 途中で曲がった1つのスライドのような表現ができる。 例: [S/1,3,1],,,, [S@/3,9,1],,,, 1から3へのスライドが終わったと同時に 3から9へのスライドを繋げる。
スライドに使える座標は9つだけではなく、直接座標を指定することも出来る。
直線の記述: [S/(開始座標X),(開始座標Y),(終了座標X),(終了座標Y),(長さ)] 例: [S/100,100,400,300,0.5],,,, (100,100)から(400,300)へ、長さ0.5小節のスライドを発生させる。 円周移動(曲線)の記述: [S/(円の中心X),(円の中心Y),(半径X),(半径Y),(開始角度)(終了角度),(長さ)] 例: [S/200,200,100,50,0,180,0.5],,,, 中心(200,200)、半径X100Y50の横長の円周上の、 0度から180度(真右から下を通って真左へ)に移動する、長さ0.5小節のスライドを発生させる。
&mode=17,18 光モード
17はノートがまっすぐ移動し、18は放物線を描いて移動する。
この点以外は全て同じであり、使い方も共通である。
使用するノート文字は以下である。
大文字で記述すると、まっすぐ落下ではなく、離れたX座標から落ちてくる。
通常ノート z x c v b (Z X C V B)左フリック q w e r t (Q W E R T)右フリック a s d f g (A S D F G)
フリックを連続して書くと、
「手前のフリックから見て次のフリック(時間は関係なくノートを書いた順で見る)の方向が合っている(「←」の次はこれより左になければならない)」
「2つのフリックの時間の差が0.3秒以内である」
の条件を満たしていれば、自動的に線で繋がれ、スライドを表現する。
2つのスライドが左右に同時に現れるような場合は、別々に書く必要がある。
上の例のような事をしたい場合、普通は
のように書くが、これだと左右のスライド間で線が混ざってしまう。
at,wf,at,wf,at,
のように2つに分けて書くこと。
a,w,a,w,a, BACK t,f,t,f,t,
フリックが意図しないように繋がってしまった場合は、強制的に繋がないようにする事が出来る。
a,s,d,f,g, これを、強制的に繋がないようにするには、ノート文字の直後に「*」を書く。 a,s,d,f*,g, これで、dとfの間は繋がらないようになる。 dとfを繋がらないようにしたい場合、*をつけるのは後のfである。
連続したフリックを簡単に書く方法がある。
ノート文字として以下を記述する事。
[DS/開始位置,終了位置,所要時間] 位置を左から1,2,3,4,5と定義し、一直線のスライドを書く。 所要時間は1小節の時間の何倍かという数である。 0.1など、適当に小さな数にしておくとよい。 例: [DS/5,1,0.25] 5(右端)から1(左端)へ、0.25小節ぶんの時間でスライドを書く。
この形式で書いたフリックはまっすぐ落下するが、 全てのフリックを遠くから落ちてくるように出来る。 所要時間のあとに「,1」を追加する。 例: [DS/5,1,0.25] これを [DS/5,1,0.25,1] と書くと遠くから落ちてくる。
フリックが繋がる条件は「0.3秒以内」だが、これを変更する事も出来る。
設定項に以下を記述すること。
&sltime=0.3
同時押しを繋ぐ線、フリックを繋ぐ線の色と太さを変える事が出来る。
設定項に以下を記述すること。
同時押し用:色の変更 &linecolor_same=FFFFFF 同時押し用:太さの変更 &linewidth_same=5 フリック用:色の変更 &linecolor_ds=FFFF00 フリック用:太さの変更 &linewidth_ds=10
特殊なノート
ノート文字の直後に「!」
または
ノート文字の直後に「!(長さ)」
ロングノート。
ノート文字の直後に「!」と書く事で、ロングノートを開始する。
同種のノートが次に来た時がロングノートの終わりになる。
(「z!」でzロングノートの開始。次に「z」が来るまで続く)
「!」に続けてさらに「(長さ)」と書くと、ロングノートの長さをここで指定出来る。ロングノートの終わりの部分にノートを置く必要がなくなる。
長さとは、1小節の時間の何倍かという数である。0.5なら1小節の半分の長さになる。
z!(0.5), zのロングノートを長さ0.5小節で開始する。@
譜面停止命令。
@のある拍の間、画面上のノートが停止する。
停止するのは、そのグループだけである。
@のある拍にノートもある場合、そのノートを取った瞬間から止まることになる。
@を連続した拍に書いてもよい。その場合はまとめて停止する。
@のある拍の次の拍にはノートを置かないこと。
画面上にあるビームは停止に影響されない(表示だけの異常であり悪影響はない)
揺左 or *SKL
揺右 or *SKR
揺上 or *SKU
揺下 or *SKD画面を上下左右に1回揺らす。
揺れの大きさは設定項「&shakeval=30」で変更
回左 or *ROL
回右 or *ROR画面を左右に1回転させる。
回転に要する時間はちょうど1小節である。
この時間は「ROLLTIME/n」行で変更することが出来る。
nは「回転に要する時間は1小節の時間の何倍か」である。
ROLLTIME/2 1回転に要する時間を2小節にする。始 or *START この位置から再生を開始する。
終 or *END この位置で終了する。
ノート座標の一時変更 このように、ノート文字の左に{〜}で囲って記述すると、このノートだけ、座標を変更する。
{X座標,Y座標}(ノート文字) 例: {200,100}z
この例では、ノート文字「z」のノートを、ここだけ(200,100)に表示する。
合わせて、出現座標(&apepos)を変更する事も出来る。
{X座標,Y座標,出現X座標,出現Y座標}(ノート文字) 例: {200,100,50,50}z
同じ拍に同じノート文字を2つ書いても無視される仕様により、
のような記述は出来ない。
{50,50}z{100,100}z,
同じ動作をするノートをもう1種類作るなどで対応する。
ノート画像の一時変更 このように記述すると、このノートだけ、ノートの画像を変更する。
{(画像変更先のノート文字)}(ノート文字) 例: {a}z
変更する先もノート文字で指定する。
この例では、ノート文字「z」のノートを、ここだけノート文字「a」の画像に変更する。
座標の変更とノート画像の変更は同時には使えない。